京都の地蔵盆

京都の地蔵盆

京都の地蔵盆紹介

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  1200年の数々の歴史の舞台を、四季の変化が華
やかに美しく盛り立てる京都。世界に誇れる文化、古
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 <京都の旅〜京都のお地蔵さん>

            京都の旅〜京都でよく見かけるお地蔵さんのページです。

地蔵菩薩は「じぞうぼさつ」と読み、無仏の時代の救済者とされる。
お地蔵さまとして全国各地の路傍にたたずむ知名度も高い

 ☆六地蔵の果たす役割は
 
私たち人間だけでなく、全ての生き物が亡くなった際に、六種類の世界(六道の世界)に生まれ
  変わりを繰り返すと言われています。
 ☆六種類の世界とは
  「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天国」とあり、そのいずれかに行くことになっているようで、
  その世界に、それぞれの役割を
  果たす六種類のお地蔵さんが救って下さると言われています。
 ☆六種類のお地蔵さんとその役割
  壇陀地蔵(だんだじぞう)→六道の一つの「地獄道」から救済して下さる。
  宝珠地蔵(ほうじゅじぞう)→六道の一つの「餓鬼道」から救済して下さる。
  宝印地蔵(ほういんじぞう)→六道の一つの「畜生道」から救済して下さる。
  持地地蔵(じちじぞう)→六道の一つの「阿修羅道」から救済して下さる。
  除蓋障地蔵じょがいしょうじぞう)→六道の一つの「人間道」から救済して下さる。
  日光地蔵(にっこうじぞう)→六道の一つの「天道」から救済して下さる。
 *六地蔵の個々の名所は一定ではなく、地域によって名称が違ってきます。

 ☆地蔵さんの格好は
 「合掌」の他に、蓮化、錫杖、香炉、幢
数珠、宝珠などの持ち物を持っているようですが、
 持ち物の呼び名は統一されてはいません。

 ☆日本では、六地蔵の像は、墓地やお寺などの入り口付近にしばしば祀られているようですが、
 お地蔵さんは地蔵菩薩とも呼ばれていて、大地のめぐみを仏格化した仏さまと言われています。
 奈良時代から地蔵菩薩は、生きとし生けるものが迷い苦しまないように悟りの境地に導いて
 下さる菩薩として、人々の厚い信仰が寄せられていたようです。

 ☆京都でのお地蔵さんの行事は

 六地蔵めぐりと地蔵ぼん
  
 地蔵盆は8月の下旬に行われる。子供の守り神といわれるお地蔵さんの前に近所の子供達
 が集まって、ゲームしたりお菓子を食べたりして遊びます。

 六地蔵めぐりは大人向けのお地蔵さん行事と言えるでしょう。毎年8月22日から23日まで
 2日間、京都から地方へのびる六つの街道の結界に置かれたお地蔵さんが公開されます。
 この期間に6ヶ所のお地蔵さんにお参りして、各寺の「お礼」を集めて家の入口に吊るして
 おくと、一年間の厄病退散、家内安全、福徳招来のご利益があるそうです。
 六地蔵めぐりの伝統行事は800年も続いているようです。

 六地蔵
・地蔵名:伏見六地蔵
・寺名:大善寺
・街道名:奈良街道
・住所:伏見区桃山町西山24
・TEL:075−611−4966
・アクセス:JR京阪六地蔵8分
・地蔵名:鳥羽地蔵
・寺名:浄禅寺
・街道名:西国街道
・住所:南区
上鳥羽岩ノ本町93
・TEL:075−691−3831
・アクセス:近鉄・上鳥羽25分
・地蔵名:桂地蔵
・寺名:地蔵寺
・街道名:山陰街道
・住所:西京区桂春日町9
・TEL:073−381−3538
・アクセス:阪急桂駅10分
・地蔵名:常盤地蔵
・寺名:源光寺
・街道名:周山街道
・住所:右京区常盤馬塚町1
・TEL:075−872ー8157
・アクセス:嵐電常盤
・地蔵名:鞍馬口地蔵
・寺名:上善寺
・街道名:鞍馬口街道
・住所:北区鞍馬口寺町東入
ル上善寺門前
・TEL:075−231−1619
・アクセス:地下鉄鞍馬口駅
・地蔵名:山科地蔵
・寺名:徳林庵
・街道名:東街道
・住所:山科区
四ノ宮泉水町16
・TEL:075−583−0353
・アクセス:京阪山科15分
○巡拝して集めた6体(たいと数えます)のお幡(はた)(一体300円)

*お幡は束ねて護符として家の玄関や軒につるすと厄を祓い、福を呼ぶと伝えられています。


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