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舞妓さん

京都〜舞妓さん

京都〜舞妓さん・芸妓さん

京都〜京都の旅〜文化・観光・街中情報いろいろ 1200年の数々の歴史の舞台を、四季の変化が華
やかに美しく盛り立てる京都。世界に誇れる文化、古
き良きものを大切に受け継いで、しかも今日的。京都
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♪舞妓さんの始まりは、
約300年前、当時は水茶屋で働いていた「茶汲女」や「茶点女」が始まりだと言われて
おります。最初は参詣人にお茶をふるまう程度だった水茶屋も、やがてお茶がお酒に
なり茶汲女や茶点女が歌を聞かせ舞を見せるようになり、永い年月を経て現在の舞妓、
芸妓になったと言われております。
 

♪舞妓さん・芸妓さんの違いは?
舞妓は、芸の修練期間が浅いため「立方(たちがた)」を担当します。「立方」とは、舞を舞う方。
芸妓は、「地方(じがた)」を担当します。「地方」は歌を歌ったり三味線を弾いたりする方。
現在、京都には約300人の舞妓さん、芸妓さんがいると言われていますがこの数は年々減少化
傾向です。
芸妓さんになる前の修練期間(5〜6年)を一般的に「舞妓さん」と呼んでます。
この期間に、一通りの舞や三味線、おはやしなどを勉強し、いきなり芸妓さんになることは
出来ません。また、舞妓になる前の半年〜1年間を「仕込みさん」と呼んでます。

♪舞妓さんになるまでの修練は?
舞妓さんになる為には、それぞれの置屋さんに入り「仕込みさん」という期間(半年〜1年程度)を
過ごします。舞妓になるための基本的な事柄をしっかりと学びます。

♪指導してくれるお姉さんが決まります。
芸事の稽古、京言葉や行儀作法などある程度、芸事や作法が身に付くと、今後指導してくれる
お姉さんが決まり、「見習いさん」としてお姉さんと一緒にお座敷に出られるようになります。
この時期にお座敷での作法や、お客さんの接待の仕方などを学ぶ訳です。
その後「店出し」と言うお披露目をして正式に「舞妓さん」としてデビューします。

♪見習いさんの間は、
帯は「半だら」にします。(店出しをすると帯は「半だら」から「だらり」の帯に変わります。)髪は
若い舞妓の「割れしのぶ」に結います。
(店出しをすると髪形は、最初の数年は、「割れしのぶ」です。)紅も下唇しかぬりません。
見習い用のかんざしをつけます。また半衿も赤い衿をします。

♪舞妓さんになると、
他の舞妓さんと一緒に舞や三味線、おはやしなどの勉強をし、この時期の舞妓さんの一日は
花街によって多少違いはありますが、  午前はお稽古事を行い午後は少し休みを頂いて夕方
からお座敷に出る支度を行い、各々のお座敷へ向かいます。
舞妓さんも2〜3年を過ぎると「髷(わげ)かえ」といって髪形が「割れしのぶ」から「ふく髷(おふく)」
に変わる。また半衿も華やかな赤い衿から白の半衿へと変わりかんざしなども芸妓さんぽく
なってきます。長い修練期間も終わりに近づくと髪形も「ふく髷」から「先笄」に変わりそれから
数日後、襟替えのお披露目をし、晴れて芸妓さんとなる。舞妓さんは、自分の髪で結い上げますが、
芸妓さんは、かつらをかぶります。



♪舞妓さんの様装は?
・だらりの帯
舞妓さんと聞いて連想する物の一つに、小唄にも歌われている「だらりの帯」があります
この帯は普通の帯より少し長く、舞妓さん特有の帯とも言えます。この帯を絞めるには
大変な力を必要とする為、昔から男衆といわれる男性が着付けを担当します。
ちなみにだらりの帯は丸帯の一種で普通の帯より長さや幅が広く、舞妓さんの帯には
各々、所属の置屋さんの印が織り込まれています。
 

・舞妓さんの髷
髪形は、舞妓の場合、自分の髪で結い上げますが、種類もたくさんあり、普段よく見かける髷には、
「割れしのぶ」や「ふく髷(おふく)」があります。これ以外にも祇園祭の時に結う「勝山」や、正月や
八朔の時に結う「奴島田」、年長の舞妓が最後に結う「先笄」がある。
・かんざし
かんざしは、月によってさまざまで、二月は「梅」、四月は「桜」、十月は「菊」といった感じに四季
おりおりの花をあしらっています。めずらしいかんざしとしては「稲穂」のかんざしがありますが、
これは、年初めや「花街の始業式」などにつけます。

お茶屋さん
「お茶屋さん」とは、どんな所なのでしょう?古風な感じの「料亭」?それとも「料理屋」?実は
どちらでもありません。お茶屋は、決してその場で料理したり裁いたりはしません。お茶屋さんで
出てくる料理は、全て仕出しや出前なのです。簡単に言ったら「お座敷を貸してくれるお店」と
言った所でしょうか。

一見さんお断りとは?
祇園には約100軒近くのお茶屋さんがありますが、どこのお茶屋さんも「一見さんお断り!」、
いくら偉くてお金があっても紹介してくれる人がいない限り、決して中へ入ることはできません。
ほとんどの場合、いくらお客さんの少ない時でも「一見さんは、おことわりしてます」とか「あいにく、
お座敷は、空いておりません」と断わられます。それが常連さんを大事におもてなしすると言う
祇園の伝統としきたりなのです。

♪どうしたらお茶屋さんに上がれるのでしょう?
一見さんでお茶屋に上がるには、常連さんに連れていってもらうか紹介をしてもらえば良いのですが、

♪さて、どこに行けば舞妓さんに会えるのでしょう?
舞妓さんの一日は、午前はお稽古、午後はお休み、夕方から各々のお座敷へ向いますので
もし見かけるとしたらお座敷が始まる夕方から夜にかけての時間帯ですね。


♪舞妓さんの舞を鑑賞したいのであれば「都をどり」「祇園をどり」「京をどり」「北野をどり」
「鴨川をどり」などをお進めします。また、祇園の歌舞練場のとなりにあるギオンコーナーで、
古典芸能の上演を行っています。
ただし、12月と1月を除いた毎晩となります。




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