京都

 TOPページへ
行きたい 京都に四季折々彩古都絶景春・夏・秋・冬いつ訪れてもされる観光
  TOPページへ

 京都観光

1200年の歴史、多くの舞台を四季折々に鮮やかに彩られる京都。古き良きものを大切に受け継がれ、しかも今日的にも世界に誇れる文化。春夏秋冬いつ訪れても癒され自分だけの景観、観光スポット。また、京都の旅を思い浮べながら~行こう 京都に。年間入込客数の61%を占める京都市を主に紹介しています。     
 京都~四季のイベントカレンダー       
 ・春のイベントカレンダー  ・夏のイベントカレンダー  ・秋のイベントカレンダー  ・冬のイベントカレンダー
 四季折々に鮮やかに彩られる絶景のおすすめスポットや一大イベント     
 葵祭 5月
(京都三大祭)
祇園祭 7月(日本三大祭) 
    
 時代祭 10月
(京都三大祭)
・初詣
(画像は八坂神社)
 桜の名所
(画像は哲学の道)

・名庭園
 紅葉の名所
(画像は渡月橋)
 
 ・節分祭
(画像は吉田神社) 
・玄関口~京都駅ビル ・京都府の観光客数 ・京都市・宇治市の寺社と博物館 ・カフェ・スィーツと和・洋菓子店 ・京都グルメ  ・旅館とホテル
・人気のエリア周辺参考コース ・京都世界文化遺産参考コース   ・京都17の世界文化遺産   ・京都体験いろいろ  ・開運とご利益の社・寺
 

<京都観光~和食の基本マナー>

   
京都 京都観光~和食の基本マナーのページです
*掲載されている情報は、最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上ご利用ください。      
日本料理の源流は室町時代に武家のもてなし料理として、形式と作法が厳しく定められていた「本膳料理(ほんぜんりょうり)」がスタートであると考えられます。本膳料理は明治時代以降に廃れていき、現代の日本ではほとんど目にする機会がありませんが、「懐石料理」と「会席料理」同じ読みをするこの2つの料理にその形式の一部やおもてなしの心が引き継がれていきました。
「懐石料理」は千利休が茶道を開いていく中で、侘び寂びを尊重しお茶を楽しむ為の食事として発展し
「会席料理」はお酒の席での華やかな食事として栄えて、現在の日本料理の主流となりました。これらの流れとは別に大陸から仏教と共に流れてきた、肉や魚を断ち質素な食事を主とする「精進料理」なども現在に至るまで広く浸透しています。 
 和食の基本マナ-  
4つの日本料理の特長  
本膳料理 懐石料理 会席料理 精進料理
どんな料理 武家による客人をもてなす為の料理で、日本料理の基礎となりました。 茶湯の場においてお茶を頂く前に出てくる軽い食事です。 料亭や宴会等お酒の場で出される豪華な宴会料理です。 お肉や一部の野菜を使わないお寺の修行僧の食べる食事です。
料理の形式 本膳のみから客人の格により5膳まで用意されます。膳は一度に用意されます。  飯、吸い物から順番に食事が提供されていきます。 前菜から始まりお酒と共に食事を楽しみ、最後にご飯と味噌汁が出てきます。 一つの膳に一汁三菜を基本とした、食事が出されます。朱塗りの食器を使用します。
人数 宴会の規模により異なります。  茶室に収まる人数。多くても5人程。 宴会の規模により異なります。10人以上になることも多いです。 基本は少人数ですが、お遍路さんをもてなす際は、大規模になることもあります。
成立した時代 室町時代  安土桃山時代 江戸時代 飛鳥時代
 「会席料理」と「懐石料理」の違いについて
「会席料理」お酒を愉しむための料理のこと。室町時代に確立された冠婚葬祭で用いる儀式的な「本膳料理」と「懐石」が独自に発展してできた日本料理のスタイルです。 「江戸時代以降に発達した酒宴向きの料理。本膳料理と懐石が変化・発達したもので、現在では日本料理の主流となっている。

「懐石料理」は、茶の湯の席で、お茶の前に出されるちょっとした食事のこと。
禅僧が空腹を紛らわすため懐に温かい石を入れたというのが「懐石」の語源で、一時的な空腹がしのげる程度の少量なことが多く、一汁三菜が基本スタイルです。 「《温石(おんじゃく)を懐(ふところ)に抱いて腹を温めるのと同じ程度に、腹中を温め一時の空腹をしのぐものの意》茶の湯の席で、茶をすすめる前に出す簡単な手料理。一汁三菜が一般的。茶懐石。懐石料理
  「会席料理」と「懐石料理」の比較      
・会席料理 ・懐石料理
・起源 ・江戸時代中期(料理屋) ・安土桃山時代(千の利休)
・料理の種類 ・酒宴向の料理コース ・空腹を満たす程度の一汁三菜
・お酒の量 ・主役的存在 ・あくまで脇役
・料理のあしらいなど ・季節感出す飾り物は残す ・すべてて食してかまわない
・最初に供されるもの ・酒の肴 ・ご飯と味噌汁
・ご飯が出るのは ・最後にしかでない ・最初・お替り・湯付の3回
・ご飯の量 ・普通に小一善 ・一口ぐらい(一文字)
・水菓子 ・最後に出される ・出ない
・汁物は ・吸い物と味噌汁 2種出る ・最初の味噌汁のみ
・料理のしめくくりは ・ご飯*止め椀・香の物 ・湯(器を清め飲む)*香の物
・亭主の役割 ・食事を共にする ・客のもてなしに徹する
 初めての懐石料理を楽しむために、料亭の作法と懐石料理の基礎知識引      
京憧れの京都の料亭で贅沢な懐石料理。一度は経験したいものですが、やっぱり敷居が高いかな、と尻込みする人も多いのでは。そこで簡単なお店での流れと懐石料理の基本を把握しておきましょう。また、わからないことは遠慮しないで、なんでもお店に聞きましょう。あとは食事を堪能して。料亭は、本来とっても居心地のよい、おもてなしの空間なのです。     
 料亭入門・・・・・食事は2時間ほどが目安。お店のおもてなしを素直に楽しむことが、一番の極意。    
 料亭とは、格式高い日本料理店を指すことが多い。京の料亭は、料理はもちろん、歴史ある建物や調度、庭園も見どころ。
ぜひ、一流のおもてなしを、一度は経験してみてみたいもの。
     
 ● 料亭入門・・・・・食事は2時間ほどが目安。お店のおもてなしを素直に楽しむことが、一番の極意。    
 料亭とは、格式高い日本料理店を指すことが多い。京の料亭は、料理はもちろん、歴史ある建物や調度、庭園も見どころ。
ぜひ、一流のおもてなしを、一度は経験してみてみたいもの。
     
1,料亭を選んだら  京都に名店はあまたあり、お店の特徴もそれぞれ。シチュエーションや食べたい料理、好みによってセレクトを。詳しい方がいれば紹介してもらうのも。    
 2,予約して 料亭は基本的には予約制。日時、人数、予算はもちろん、できるだけ詳しくリクエストを伝えると、ふさわしい部屋や料理を用意してくれる。    
 3,到着したら 多くの料亭では、お客さんの到着に合わせてお出迎えがある。美しく清められた庭園や建物を愛でながら玄関へ。玄関では女将やスタッフがご挨拶。靴を脱ぐときは、上がりかまちの中央を避けお尻を向けずに上り、振り返って整える。靴は玄関番がいる場合は任せ、目礼を。  
 4,席へご案内 担当の仲居さんの案内で部屋へ。プライバシーを重視し、わざわざ客同士が顔を合わせないような間取りにしていることも多い料亭。興味本位でうろうろしないように。  
 5,座敷では 料部屋のしつらいは季節や会食のテーマなどを表す。掛け軸や花などをじっくり拝見しょう。座敷では部屋の奥、とくに床の間の前が上座。出入り口に近い席が下座。畳の縁や座布団は踏まないように。食事が出てくるまでは、ゆっくりと楽しんで。    
 6,食事が運ばれ 茶の湯が発祥の懐石料理は、1品ずつ運ばれる。お店のもてなしに任せ、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに、美味しくいただこう。同席する人とスピードを合わせるのも大切。ともあれ作法に気をとられ過ぎず、食事を楽しむのが最高のマナーだ。食器には繊細な器もあるので傷をつけないように引きずったり重ねたりせず、丁寧に扱う。食べ終わったら蓋をする。     
 7,食事が終わり 食事は2時間ほどが目安。食後はゆっくりと過ごしてOK.庭の散策ができる店もある。     
 8,お会計を頼んで お会計は帳場で行う。仲居さんに頼み、伝票を持ってきてもらって部屋で支払う場合もある。割り勘の場合は、あらかじめ集めておくとスマート。     
 9,お帰りです  料帰りのタクシーを手配してもらうときは、先に仲居さんに頼む。玄関では仲居さんや店の人がお見送りしてくれるので、お礼を言って、お店をあとに。料亭の楽しみ方は横柄な態度をとらず、または気後れせず、お店のおもてなしを素直に楽しむことが、一番の極意。  
ちょっと心配なこと Q&A      
料亭はおもてなしのプロなのです。わからないことはどんどん聞いて、常識的な礼儀作法があれば問題ありません、なにより、食事を楽しむ心を忘れずに。       
Q:うまくはやく予約するコツは?        
A:献立の準備に時間のかかる料亭では、予約は出来るだけ早く済ませたいもの。少なくとも前日までに、お昼どきなどの忙しい時間帯を避け、電話を。コースやおまかせ料理であることが多いので、予約時に好みやどうしても食べれないもの、会食の趣旨などを伝え、メニューの相談を、わからないことは質問し、できるだけ具体的に伝えるのが、お互いに良い結果をもたらします。      
Q:一見さんはお断りですか?        
A:一部の高級料亭では、お会計を後日請求する場合があり、お客様の信用を重視していることから、紹介者が必要なお店もあります。また、お客の嗜好や人柄を把握し大切にもてなすという慣例もあるのです。どうしても利用したい場合は、紹介してくれる人に頼むか宿やホテルに相談してみましょう。現在は、多くの店が一見さんを受け入れています。もちろん、予約なしはNGですよ。       
Q:どのような服装がよいですか?        
A:正装していく必要はありませんが、サンダルやジーンズなど、カジュアル過ぎる服装は雰囲気が台無しです。ミニやタイトスカートは、座った時に足が崩せないので、ちょっと大変かもしれません。繊細な料理を楽しむために、強い香水や濃いメイクも避けた方がよいでしょう。靴は脱ぎ履きしますし、お店に預けるので気を配って、また、畳では素足はタブー。ストッキングや清潔な靴下などを用意しましょう。       
Q:持っていくと便利なものは?        
A:基本的には、普通のレストランと同じです。ただ、ナプキンの用意がないので、大き目のハンカチやティッシュを。懐紙があるとベターです。口元を拭いたり、焼魚の骨をとるときに押さえたり、折って箸置きにしたりと活躍するはず。また、懐紙を持てば、取り皿がない時に手で受ける「手皿」というマナー違反が回避できます。本格的な茶懐石の場合は扇子などを。       
Q:心付はいりますか?        
A:仲居さんへのチップは自由。料金にサービス料として含まれるので、基本的には不要です。気持ち良いサービスを受けたり、特別の配慮をしてもらった場合は、感謝の気持ちとして渡しても。その場合はポチ袋や懐紙に包んで、直接お金を渡さないこと。特別扱いを期待してチップを先に渡すのは、スマートではありません。       
Q:舞妓さんは呼べますか?        
A:予約時にお店と相談を。ただし、相応の費用が掛かります。お店によっては、舞子さんに会えるプランなどを用意しているところもあります。       
Q:正座がきつい場合は?        
A:会食の場面にもよりますが、ずっと正座を強いられることは少ないでしょう。くつろいだときには足を崩してもOK。椅子席や座椅子を用意しているお店もあるので、予約時に聞いてみましょう。      
懐石の基本料理・・・お酒を楽しみながらいただく八寸や先付けが前菜、一汁三菜がメイン。ご飯と汁物デザートという流れ
懐石料理は、茶懐石や、江戸時代に西洋から入ったコース料理の影響を受け、1品ずつ供される。品数や、順番はそれぞれの献立やお店によって異なるが、お酒を楽しみながらいただく八寸や先付けが前菜、一汁三菜がメイン。ご飯と汁物デザートという流れ。季節感が織り込まれた食材や器による演出がみどころ。     
  [折敷] おしき  料理をのせるお盆   [揚物] あげもの  ・帆立貝と舞茸の湯葉揚げ、御し出汁、浅月、針生姜
・箸と飲み物用のグラスがセットされている。
・料理は仲居さんがこの上に運んでくれる。
・椀の蓋は折敷の右外に、つゆが垂れないように裏返して置く。
・箸の封は1本ずつずらして抜くとスムーズだ。
・箸置きがない場合は懐紙や箸袋を折って置くか、
折敷の左縁に箸先を出しておく。
 
・店や献立によって揚物などが加えられる。
・厳密な懐石にない料理が出てくることもあるのが、つねに味を探求する京料理。
・新しい趣向やオリジナリティが楽しみの一つ。
・煮物や焼き物の代わりとして供されることもある。
 
  [先付] さきづけ  雲丹入り湯葉豆腐辛子あん掛け白髪独活茗荷   [焼物] やきもの   ・甘鯛味噌漬、菊菜白和え、晒し葱、はじかみ
・つきだしやお通し、フランス料理のアミューズにあたる。
・お酒の肴にまずだされる。
・小さな料理だが食事が始まるご挨拶として、手をかける店が多く、季節の味や珍味などが出されることも。
   
・懐石料理の花形・焼魚。
・茶懐石では大皿から取り分けるが、料亭ではそれぞれに出される。
・・食べにくい場合は懐紙で押さえて骨や皮をはずし、骨や飾りは目立たないよう皿の隅にまとめておくとスマートだ。
  
  [八寸] はっすん 柿見立て寿司、穴子八幡巻き、公孫樹形玉子、イクラ醬油漬け、海老・百合根・栗串刺し、揚げ紅葉、射込銀杏松葉刺し。    [煮物] にもの   ・海老芋土佐煮、鶉つみれ煮、絹さや、針柚子、
・お酒をすすめるための肴。
・山海の味覚が盛り合わせになり、盛り付けなどにも趣向を凝らした美味しい一皿。
・口取りとして、前菜のように先に出される場合と、焼き物の前にだされることもある。
  
・一汁三菜(椀物・造り・焼き物・煮物)が懐石料理の基本で、煮物は特にメインの役割を担う。
・関西では炊き合わせとも言い、3種類以上の具材を別々に煮、取り合わせる手のかかる料理。
  
  [御椀] おわん  青汁仕立蟹糝薯、揚麩、松茸、紅葉人参「、三つ葉、柚子。   [御飯] ごはん  ・木の子ご飯、赤出汁、香の物
・たっぷりとだしがはられたすまし汁の椀で、料理人の腕が如実に表れるのがこのお椀。
・出されたら温かいうちにいただこう。
・器に口をつけてOK。
・蓋をとったら折敷の右外に置き、食べ終わったら蓋を戻す。
   
・お酒をひととおり飲み終わる頃合いで、仲居さんが「そろそろお食事を・・」と言って持ち出されるのがご飯と汁物、香の物。
・ご飯は炊き込みご飯だったり、釜や土鍋で出されたりすることも。
・店によっては麺類の場合もある。
               
  [造り] つくり お鯛重ね盛り、車海老、烏賊あしらい一式。   [水物] みずもの    ・柿、梨、葡萄、セルフィーユ
・向付けともいい、お刺身が多い。
・懐石では刺身にも隠し庖丁を入れ食べやすく、また、昆布〆や鱧のおとしなど、料理にひと手間がかけられている。
・穂紫蘇やタデの芽のあしらいは一緒にいただいて風味を楽しんで。
   
・料理の最後はデザート。
・本来フルーツを水物・水菓子と呼ぶが、最近ではゼリーやシャーベット、オリジナルの和のスィーツなどで工夫を凝らす店も。
・また和菓子と抹茶が出されることもある。
  
和食の基本マナー        
1,まずは身だしなみのチェック
・和食の料理店にふさわしい服装をしましょう。 ・ジーパンやミニスカートなどは適していませんので気を付けます。
・お座敷の場合は、足を崩して楽にでき相手にもわかりにくいフレアースカート」やプリーツスカートなどが良いでしょう。
・髪の毛が長い場合は髪の毛が料理に入らないように、一つにまとめるとよいでしょう。 ・コート類は脱ぐときも、着るときも「入口」でしましょう。
1,ざぶとんの座り方について
座敷では座ったり立ったり何度もしますので、その時座布団を足で踏みつけないように注意しましょう。また、足がしびれそうになる前にさりげなく足を崩すとよいでしょう。
 
・座布団に座るときの手順について
①座布団の下座側に座りましょう。
②両手を軽く握って座布団につけましょう。
③正座の姿勢から両手で体を支えて、
膝を滑らせ座布団の上に一旦乗りましょう。
④そのまま座布団の中央まで移動しましょう。
⑤ひざを揃えて背筋を伸ばして座りましょう。
 ・座布団から立ち上がるときの手順について
①体をいったん後ろにずらします。
②つま先を座布団から外して畳に一度つけます
③つま先を立て、かかとの上にお尻をのせます
④座布団に膝をつきながら立ち上がります。
  
1,食事終了の合図について
・和食にも食べ終のサインがあります。
・和食では一品ずつ食べ終わったら器(器は重ねないように、繊細な和食器に傷がつくかもしれません)をお膳の外側の邪魔にならないところに出します。
・すべての食事が終わったら、箸は箸置きにきちんとそろえるか、箸置きがない場合にはお膳の右側に箸をかけて、箸の先を懐紙で包むとよいでしょう。
・割り箸の場合は箸袋に入れ先を折り曲げるとよいでしょう。
    
 
「基本的な配膳」 「酒席などで配膳するときの基本」
煮もの 刺身 酢もの 揚げもの 蒸しもの
香りもの 煮物もの 刺身 焼きもの
ご飯 汁もの グラス 前菜・箸 汁もの
1,器の持ち方マナーと美しく見える振る舞い
 〇の持ち方と扱い方。
・器は、何もかも持っていいわけではありません
・大きさの目安は」、約15㎝以下です。
・お椀や、小鉢、お茶碗、お醤油の小皿もOKです。
・右手に近い器は右手に、左手に近い器は左手で引き寄せます。
・器を持つときは両手で包むようにして持ち上げますので、その都度箸は休ませます。
・器を持つ高さは、胸元ぐらいがきれいです。
注意→ここでのNG行為は
・さぐり箸や涙箸にならないようにいただきます
・食べている途中で、器の受け渡しをしたり、
お皿をズルズル引き寄せたりする行為は万一
こぼしたり台を傷つけることになりかねません。
お椀の蓋の開け方。
・和食の椀には蓋がついています。開け方にもコツがあってお作法があります
・お椀を開けるためには、両手を使い最初に左手でお椀のふちをしっかり押さえて持ちます。
右手は、蓋の糸底(出っ張り)の部分をつまみます。
注意→この時蓋と椀がピッタリくっついている場合は空気を入れるように、軽くたゆませるようにして下さい。どうしても開かない場合は給仕係りに頼んでもOKです。
・右手で、そーっと「の」の字を書くような気持ちで蓋を手前から向こう側に静かにあけます。
・蓋から雫を垂らさないように注意を払います。
垂れそうな時は椀の右ふちに立てかけて、数秒待ちます。これは「露切りの所作」と言われかなりマナーの理解者と思われます。
・置くときは、蓋を裏返してから両手を添えて、 折敷の右側に置きます。
1,和食でしてはいけない食べ方
好食べ物を食べるということには、それぞれ「思いやり」と「心遣い」が大切です。一緒に食べる人、心を込めて料理を作ってくれた人、素材を育て作ってくれた人、食べ物に関わる全てのもの、人に「感謝」と「敬意」を持って、食事をいただくことが大前提だからです。
①料理の盛り付けを無視して、くずして食べる。
②手皿で受けながら食べる。(懐紙を使うとべんり)
③器に口をつける。
④肘をついて食べる。
⑤大皿から直接食べる。(小皿にとって食べる)
⑥器に口をつけてかきこむ。
⑦食べかけの料理を皿に置く。などなど一度チェックをしてみましょう。
1,焼きもの・香りもの・お茶とお菓子のいただき方
焼きもの、香りものをいただく作法。
・焼きものは、一尾まるごとの魚は、上身の背の方から一口ずつ、魚自体は裏返しにしません半身を食べ終えたら中骨を取り除きます。
(中骨は手で身を抑えてはずしてもOKです)
・香りものは、鉢に入ったものを取り回していただくことがあります。取り箸で小皿にとりますが元の鉢の中の食材崩れを、取り箸で形を整えて次の人に回します。
お茶とお菓子のいただき方。
・お茶とお菓子はどちらを先に食べてもかまいません。
・まず、お茶の蓋の開け方は、和食の時のお椀と同じです。
雫を垂らさないようにするのも同じです。
・和菓子は、懐紙やお皿ごとに手にとり添えるられている楊枝(黒文字といいます)で
一口分づつに切って、刺して、上品にいただきます。
1,重宝な懐紙(かいし、ふところがみ)の用意
 
・懐紙ケースに入れて一つ持っておくと重宝します。
・懐紙は、和紙を重ねて二つ折りにしたもので
百貨店やお茶屋さんで取り扱っています。
・懐紙は、テーブルの上にはおかないで、見えない所に隠し持っておくのが奥ゆかしく好ましい、懐紙のマナーです。
・和服なら胸元、洋服ならポケットに。
・懐紙は何に使う→
①口元や皿の汚れを拭いたり。
②口に運ぶ受け皿にしたり。
③魚の骨を包んだり
④箸先の汚れを隠したり、箸先を包んだり。懐紙は、和食の席で、いろいろと便利で重宝です
ポケットティッシュやおしぼりといったところでしょうか。
1,タブーとされているお箸の使い方
・迷い箸
前菜などで珍しい料理が並んでいると、お皿の上で迷っていることがあります。何を食べるか迷ってしまうこと。
・刺し箸
ぬるぬるしたもの壊れやすい煮物などは、つい、箸を突き刺してしまします。
2本とも突き刺すのはやめ、片方の先で刺して挟むのはマナー違反ではありません。
・渡し箸
料理の器の上に箸を渡しておくことを言います。箸は箸置きに置きます。
(懐紙で箸置きを作ります)
・涙箸
箸の先から汁を滴らすことだそうです。取り皿を使って料理をいただくようにすれば防止できます。
・さぐり箸
鍋物やおでんなど食卓に鍋や大皿を置いている料理があります。その器中を箸でかき回して
好きなものだけ探して食をすること。などなど箸の使い方には充分注意しましょう。
1,お店で気を付けた方が良いNG行為は
・香水はひかえめで強すぎないようにしましょう。和食は、味覚だけではなく香りも同時に楽しむ要素があります。特別の日などおしゃれをしたくなりますが料理の邪魔になるような強い香水などは控えましょう。
・アクセサリーも大きな指輪や長いネックレスなどのアクセサリーは、繊細な食器類やテーブルなどを傷つけるかもしれませんなるべくさりげないものにするか、その場では外しておきましょう。
・座布団を踏みつける。歩きながら踏みつけたり、座るときや立つときに一度座布団の上に上るのはやめましょう。
・お部屋の敷居や畳の縁(へり)を踏むのはやめましょう。和室の敷居や畳の縁(ヘリ)は特に傷みやすい場所などででは、入口の敷居や畳の縁(ヘリ)を
踏んだり座ったりしないように気を付けましょう。
・中途半端に食べる。箸を一度料理につけたのに食べない「空(そら)箸」をしたり、中途半端に食べると、お店の人に
料理がまずいのかと勘違いされます。苦手の料理があれば箸をつける前に下げてもらいましょう。
リンク集 ・お役にたつリンク集1 ・お役にたつリンク集2  ・お役にたつリンク集3 サイトについて ・管理人のプロフィール 
 
Copiright(c)2015~2025  行きたい 京都に~四季折々彩る古都の絶景~春夏秋冬いつ訪れても癒される~観光 All Rights Reserved  
 [PR]